ゲームを原作としたワンクールのアニメ。
早々に世界の秘密、設定が説明されるので、この後どうするのだろうと反対に興味が強まった。
- 意味深で意味不明な一人語り
- 周りに合わせず個人のおもむくままに話し続ける
- なにがしか傷を負って、それに苦しみながらも戦う姿勢
- その苦しみが努力に置き換えられ、具体的な努力はしなくても特別な能力を身につける
- 体のどこかを極端に大きくすることで強さ、かっこうよさを求める
- デザインの一部にはかない要素を加えてワンポイントにする。例えば戦闘態勢なのに花飾り
上記のようないわゆる中二病的な要素を惜しげも無く投入し、それを茶化さずまっすぐに全編突っ走る。
当然かつて中二病患者であった自分は枕に頭突っ込んで叫びたくなる。
終盤にどんでん返しほどでは無いが、物語上の大きな(そのつもりなのだろう……)トリックが披露されるが、見せ方のせいか意味が分からない。
手品師が右手にコインを包んで、左手を開くとコインが無い。また右手を開くとコインがある。どうだ! という感じ。
これも中二病的なので、反対にゴクリとつばを飲みこんで鳥肌が立つ感じ。
「カリギュラ」とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象のこと(ウィキペディアより)らしいのでこの作品の名前としてふさわしいのかも。
かつての中二病患者(治っているのか?)にとって恐い物見たさというか、オバケ屋敷的な作品。
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