★★☆☆☆
~和風ホラーの定番~
一世を風靡した和製ホラー。
マルチメディア展開で一気に人気の頂点を極め、強烈な印象を残してこれまた一気に消えていったようだ。恐怖のキャラクター「貞子」は怪異の典型として定着した。
感染していく呪いの恐怖はビデオテープが媒介となっている。ビデオテープは当時非常に身近なメディアであったため、恐怖をリアルに感じることが出来た。
映画の作りとしてはオーソドックスだが手堅いもので、主演の真田広之が映画の格を上げている。人気の波をうまくすくい上げることに成功。
時を経た今見ても興味を引かれる展開と恐怖。
詰め込みすぎず、薄すぎず、ちょうど良いあんばいの映像密度。
安っぽく見える場面も多いが、楽しむことが出来る。
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